中々前に進めないこの頃です。
Sh2は、85mmから300mmレンズに変えたり、露出時間を変えたりと色々やってきました。しかし、313個をとらえるのに、レタッチに頼ってのあぶりだしでこのまま続けられるか不安。天体がとにかく暗い・大きいものから1'程度のものまで大きさが様々。
そこで、メイン機材の見直しをすることにしました。メシエでも使っていたZenベーカーシュミットを使うことにしました。
メリットは、
・焦点距離:400mmに伸ばせる
・F値:F2で明るく露出時間が少しは短くできる
ですが、問題は、
・スケアリング調整:QHY9の組み合わせでは必須
です。Zenはフランジバックが短く、以前から色々やりたかったのですが、踏み込めていませんでした。Canonではスケアリング調整器具接続は不可でしたが、QHY9なら計算上なんとかなりそうなので、安価なものを購入。
フィルターと接眼との間に42mm接続しましたが、実は調整ネジが長く接続できませんでした。ローレットネジの良いのがなかったので、とりあえずネジ頭が薄いものに3本交換。
21日に晴れたのでテストしました。自宅は光害環境と電線障害?ですが、Hαならできるはず、、。
結果は、スケアリングはまだ△△、調整方法が呑み込めていません。天体の大きさは、300mmより使えそうで、Sh2-233が2'なので、1'でも有無は認識できそう。Sh2-232は面白い形状ですが、なぜこのようになったのか?
Zen鏡筒で今後進めると、シミュレーションでは313天体208枚の撮影が必要ですが、自宅でもある程度撮影できそうなのが朗報です。しかし、今回他にも撮影してみましたが、1時間も超えると屋根・電線が写り、天頂に近い視界しか狙えません。