少し準備ができ始めたので、晴れ間を狙い23日トライしました。
・機材:QHY9冷却CCD、サムヤン84mmレンズ、EM200Temma2M、
ガイド(6cm400mm、SuperstarPHD2)
・QHY9:フィルターLRGBをHaHaGBの組み合わせで行った事例があり、
時間も限られているのでこの方法でチャレンジ
Hα600S×4、G2x2ビニング300S×2、B同じ
以下が苦戦した事項です。
・架台への搭載
QHY自体には支えられる構造がないため、今回ガイド支柱2個を使い、カメラアダ
プターとカメラレンズの途中で支える方式。レンズは短いので安定させるのが大変。
・ピント合わせ
短焦点のピント合わせはとにかく大変。QHY用EZCAPのフォーカスで合わせる
が、ブレありでピント回し&撮影、拡大し判断を繰り返す。最後は、絞りをF4に
して星像を絞るなど妥協の産物。フランジバックを考えると、ピント位置はメモリ
では当てにならないのですが、今回は4mの手前でした。
・撮影後の処理
LRGBをHaHaGBでやりましたが、うまくいきません。Tiff形式ですが、赤色が出ま
せん。Rがないのでかなと思いますが????JPEGに変換もDPPでは見えま
せん。次回は、LRも撮って組み合わせてみます。
・構図の撮り方
Ra/Decを指定して誘導したかったのですが、QHY自体を上下左右に動かす構造に
しておらず、アライメント的なことができません。大きなチョンボ。今回は、
さそりの尻尾を感で入れてイチかバチかで撮影。ファインダー等更に改善が必用。
Hαのみの画像をJPEG化し、全貌をみるため天体名を記入。実物の暗さ・大きさが感覚的に少しは分かると思いました。この写真では、Sh2-8と11以外は見栄えはしないようです。
対象天体が集合している場合は、このようなものを撮ってから、個別にトライと思っています。