21.Sh2トライ

少し準備ができ始めたので、晴れ間を狙い23日トライしました。

・機材:QHY9冷却CCD、サムヤン84mmレンズ、EM200Temma2M、

    ガイド(6cm400mm、SuperstarPHD2)

・QHY9:フィルターLRGBをHaHaGBの組み合わせで行った事例があり、

    時間も限られているのでこの方法でチャレンジ

       Hα600S×4、G2x2ビニング300S×2、B同じ

以下が苦戦した事項です。

・架台への搭載

 QHY自体には支えられる構造がないため、今回ガイド支柱2個を使い、カメラアダ

 プターとカメラレンズの途中で支える方式。レンズは短いので安定させるのが大変。

・ピント合わせ

 短焦点のピント合わせはとにかく大変。QHY用EZCAPのフォーカスで合わせる

 が、ブレありでピント回し&撮影、拡大し判断を繰り返す。最後は、絞りをF4に

 して星像を絞るなど妥協の産物。フランジバックを考えると、ピント位置はメモリ

 では当てにならないのですが、今回は4mの手前でした。

・撮影後の処理

 LRGBをHaHaGBでやりましたが、うまくいきません。Tiff形式ですが、赤色が出ま

 せん。Rがないのでかなと思いますが????JPEGに変換もDPPでは見えま

 せん。次回は、LRも撮って組み合わせてみます。

・構図の撮り方

 Ra/Decを指定して誘導したかったのですが、QHY自体を上下左右に動かす構造に

 しておらず、アライメント的なことができません。大きなチョンボ。今回は、

 さそりの尻尾を感で入れてイチかバチかで撮影。ファインダー等更に改善が必用

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Sh2さそり周辺_20190623ひる_QHY984mmHa600SG10O125P4_Darkコンポ_Level_PSCCLevel右回転切抜_Name

Hαのみの画像をJPEG化し、全貌をみるため天体名を記入。実物の暗さ・大きさが感覚的に少しは分かると思いました。この写真では、Sh2-8と11以外は見栄えはしないようです。

対象天体が集合している場合は、このようなものを撮ってから、個別にトライと思っています。