メシエ天体後の目標として、Sh2カタログを無謀にもチャレンジです。
過去にいくつか有名どころを撮影していますが、体系的には初めてです。今回トライして、いろいろ難しい点もわかりました。
・目標天体の確認が難しい
ネット上に天体の形の写真が非常に少ない。トライ後、一つ良いのが
見つかりました。「Isao Kowatari」さんのHPです。
・試写したカメラで結果の確認が難しい
特に、今回さそり座方面は、空がよくない環境なので、露出時間があまり
かけらず。SEO-SP4改造では赤色のため一段と難しい。
・準備不足(当たり前)
Sh2天体は、稀少?でステラ××などでは自動導入が困難。
Sh2番号ごとのRa/Dec値が準備不足で、私の半自動導入ツールが使えず
苦労。今、作成中。
5月29日に出撃した成果?2/313個になるかどうか。
Sh2-8出目金星雲:Zen400mm、ガイド望遠鏡PHD2ガイド、canon60Da。これは今回唯一試写で確認できました。
Sh2-3:Zen400mm、ガイド望遠鏡PHD2ガイド、canon60Da。帰宅してレタッチで初めて確認できましたが、Sh2-5とRA/Dec間違えており、400mmの対象ではありませんでした。写真中央付近の暗く小さく赤い天体です。
今回、Zen+canon60Daと300mmレンズ+canon5DsRで、他にも数個狙いましたが、天体確認できませんでした。さそり座は、明るく露出時間がかけられません。
★HⅡ領域は、冷却CCDを中心に狙わないとトライ&エラーで時間ばかりかかりそうです。出番が少ないQHY9を取り出し、Hαを準備して今後臨みます。