32.Sh2-95,97,98,104,105

Sh2カタログの挑戦は、機材やレタッチ方法など課題山積です。ただ、10月11月の3回出撃で少しできるようになってきました。

1.画角

 1天体単位では、途方もない時間が必用(メシエは4年の実績)。そこで、QHY9+85mmレンズで画角を大きくし、一度に複数の対象を捉えようとしました。しかし、天体が小さいとこれまた写らない。仕方なく、QHY9+300mmレンズに変更しました。それでも、160数枚は撮る必要があります(笑)。

2.レタッチ

 LRGB≒HαHαGBにして合成。これに、LとRを加えることもやってみましたが、私的には魅力が感じられず(レタッチスキル不足)、かつ撮影時間も多くなり止めることにしました。手順を定型化したく、いろいろやりましたが、満足にはいたっていません。

3.撮影時間

 Sh2に光度情報が見当たらず、Hα=15分、GとB=2x2ビニング5分で始めました。しかし、レタッチしてみると天体が暗いものが多く、レタッチには限界があると判断し、11月はHα=20分に変更。まだ、少しのデータですが少し良くなりました。

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Sh2_S47_Sh2-95,97,98_20191031たか_QHY9300mmHa900SP4GB2x2300SP2G10O125_SI8_DPP

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Sh2_S53_Sh2-104,105_20191030たか1120GK_QHY9300mmHa900SP4GB2x2P2G10O125_SI8_DPP

他のものも処理をします。しかし、11月も不作で終わりそうな天候ですね。