12.ケラレ等の発生

3月8日、久しぶりに遠征しました。

今回は、GS250RC/CT2000mmでフルサイズの初の試写でした。60Daでは問題なしが、結果は大いに問題有です。

機材概要)

 ・GS250RC/CT 2000mm、V-Power強化接眼

 ・EM200Temma2M赤道儀

 ・オフアキ: セレストロン、PHD2ガイド、Superstar

 ・canon5DsR、seo-sp4改造

問題)

 以下のRAWで一目瞭然です。

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M97フクロウ、6M、ISO1600

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M101回転花火、8M、ISO1600

共通して発生しているものは、

 ①上部に固定濃淡発生

 ➁四隅に少しケラレ

 ➂下部に平行したケラレ?

M101は、左に迷光発生しています。

要因として自分なりに定義したものは以下です。

 1.①は、オフアキのプリズム影響。

 2.➁➂は、光路の中でカメラと整合?がとれていない部分がありそう。

原因想定)

 1.フルサイズの範囲にオフアキのプリズムが入っている

  ・APS-Cでは入っていなかったので問題なし。

  ・フルサイズの範囲外にプリズムをだそうとすると、出すことはできる。

   しかし、接眼部側セレストロンアダプターと接眼部サイズ変換アダプターの径

   が小さく、このままではオフアキには星像が入ってこない。

 2.アダプターの光路整合性かサイズに問題がある

  ・最も小さい径はセレストロンの44mmで、カメラの受光部対角線が

   43.2666mm(合っているか?)であることを考えると少しのズレ、

   受光部がカタログより少し大きい場合はケラレが発生するのではないか。

   しかし、下部の一直線なのは??。

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概要図

 3.迷光は不明です。ただ、憶測では以前から回転花火はオフアキではSNRも大変

  悪く、近くに明るい星があるのではないか、その影響がオフアキのどこかに影響

  していると疑っています。

対策をこれから検討します。