113.手軽環境の試行

 年が変わっても出撃はできていません。何しろ寒いのが、、、。

 自宅からやる手ですが、これまで電線に囲まれ&光害の庭のデッキから撮影し、可能なSh2天体もだいぶ少なくなり限界でした。そこで、2階のベランダから電線の合間など狙えないかを検討。今の時期だとオリオンやおおいぬ辺りが角度によっては可能?

1.設置

 ・テント用重り6Kgを設けて位置の再現性UP(固定)

 ・HAL三脚の活用:EM200用の台座?購入、三脚で水平調整可能

 ・大きな望遠鏡は使用しない

 ・洗濯物干しに影響しない(遠慮)

2.電線状況

 とにかく大敵です。3つの影響配置になっています。屋根と電線の間、電線と電線の間、これらと直交する引き込み線間が可能な空間。

お向いさん群は塗りつぶし

3.試行

 架台の設置を行いなんとか干渉はしないことを確認。

  ・canon300mmF4レンズ+QHY9(久しぶりの登場、HαLRGB)

  ・100mm~300mm古いズームレンズ+ZWO ASI485MC(今年中古購入)

 ZWOドライバー(初めての経験)やASCOMやら確認が多し。また、ケーブル接続順番・PCソフトの認識&エラー等で悪戦苦闘。

 北が見えないのでドリフト方法でしか極軸合わせができません。これまで一切やったことなし。Deep Sky Memoriesさんの情報を参考に、PHD2の通常の画面でトレンドラインから調整開始。本来は、PHD2のドリフト機能が良いのでしょうが、まだ理解できておらず回避(逃げ)。

 ある程度のところまで行けそうに感じています。このレベルで撮影してみましたが、問題ありあり。

 ・追い込みと再現性:赤道儀の調整ネジが限界(最初の設置位置改善要、つまみ

           スベリ)、高度調整の位置記録どうするか、、

 ・ガイド:ASI485MCはピクセルサイズが2.9μmと小さく四角の追尾エリアが非常に

      小さい(ビニング利用テスト)、カメラ位置の変更、、

 ・レンズピント:ピント合わせの精度を良くするために、ピント機構?が必要

 

手軽に短時間で利用開始できるように、今後も挑戦!