114.ZTF(2022E3)彗星 

 ようやくZTF彗星を撮影できましたが、色々問題ありでしたww。

 自宅の南側からだと北方面が屋根ギリギリのため、ちょっと無謀ですが北の部屋から狙うこととしました。光害で見えない中、探そうと色々やりましたが、極付近にレンズを持って行けず諦め。

 2月5日はカペラ近くに来たので、南側から挑戦。いつも通りセルフアライメント(自己流仕組み)を行うため、アライメントに選んだカペラ導入をしようとしますが、RA値が5hほどズレてしまいます。色々やってもダメ。どうも最初に鏡筒を天頂に向けた時に既にズレている模様。

 ASCOMが異常に思えます。色々振り返ると北の部屋からのチャレンジで、無理に極軸付近に近づけた時動作せず、その時に狂ったとしか思えません。

 再インストールなどやっても戻りません。どこかに値が格納されリセットならず。

 

 狂ったRA状態の差の値から無理やりセルフアライメントを行い、ED81S(620㎜)+canon60DaにてZTF導入。しかし、画面に痕跡無。仕方なく鏡筒を300㎜レンズに交換して探索。

 何とか見つかり鏡筒を再度戻し撮影。しかし、ZTFは従来?の彗星に比べると移動が大変早く、45秒撮影が限界。

 ・ED81S+canon60Da、EM200TM2、200mm+QHY5Ⅱオートガイド

 ・ISO2500,45秒,24枚  本体は6枚毎にコンポジットし結果の4枚を更にコンポジット

撮って出しの一枚

 満月でこんな状態です。

SI9、PSCCにて処理

 かなり無理をした処理結果です。尾が出ると良いのですが無理でした。

 2021年レナード彗星以来の撮影顛末でした。