59.スケアリング調整

 Zen鏡筒のスケアリング調整の続きです。

 1)Zen-QHY9: ズレが大きい

 2)Zen-canon5DsR: やや大きい

 撮影後にスターシャープで処理することも可能ですが、限界あり。

1.1)は購入したスケアリング調整アダプターで調整し運用中

 ・ただし、温度変化やねじ込み程度で調整不足が発生 →仕方なし

 ・課題

   調整には、アダプターとQHY9の間が非常に狭いため手では不可。小さいペンチ

  で回すも、滑り・手加減が結構難しい。

 ・対応策

   A.押ねじ・引きねじを六角レンチネジに交換する。しかし、回すレンチの

    首が長すぎ入らない。

   B.別のアダプターを探す

   A.については、首下ショートの更にショートのものを作ってもらうことに

   しましたが、ぼられた上に先端の加工不足が判明し没。そこで、首下ショー

   トの市販品を買い自分でやすりがけ!なんと意外と簡単にできた!

   B.保険のため別のアダプターを購入(最初から六角穴タイプ)。

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QHY9用:従来からのアダプター&ネジ交換済

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QHY9用:新アダプター(ネジは六角穴でかつ突出しない)、光路長が少し長い

2.2)は以前UPしたようにK社に特注

  出来上がりましたが、光路長6mmのため全体が少し柔い感じ。

  ネジをこれも六角穴タイプに変更。

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5DsR用:光路長は実現

 テストはまだです。家では蚊にやられじっくりできないので、早く遠征したい!

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上2つがQHY9用、下が5DsR用、右の六角レンチは超首下ショート(加工)