28.Sh2処理

さそり周辺を85mm+QHY9で狙ったその後です。

へび・わし近辺のSh2を狙い、8月26日曇りの間隙を狙いました。なんとか2方面を撮ることができました。前回と違うのは、HαGBにLとR(2×2ビニング)を加えたことです。

帰宅後、HαHαGBにLRを加えてどう処理をするかで、大変悩みました。

 ◇L・Hαの加算/加算平均、Hα・Rの加算/加算平均の組み合わせ

 ◇LRGBの組み合わせ

など幾通りかの処理をSI8で行い、結果をRGBのレンジや見映え等で自分なりに評価してみました。時間が大変!

今のところ、HαHαGB(LRGB)以外では、L・Hαの加算+Hα・Rの加算+GB(LRGB)でいこうと決めました。

以下の写真は、肝心のSh2天体が小さいのと露出時間がL・Hα10分では少なく写らず、位置確認(多分)のメモ&勉強になってしまいました。また、QHY9の画角を90度間違え、対象天体も少なくなり失敗。

今後は、QHY9では300mm中心かつL・Hαを15分で撮ることにしたいと思います。が、撮影時間は「L×15分2枚、Hα15分4枚、RGB2×2ビニング各5分2枚=2時間」となり、カタログ全体を撮るには、時間とチャンスが途方もなく必要になりそうです。85mmだと40数枚のものが、何倍かになります。これから、ステラナビゲータで画角を決める設計?作業のやり直しです。

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Sh2Base_S6_20190826たか_Ha10M4PL10M2P加算G10O125QHY984mm_SI8

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Sh2Base_S6_20190826たか_Ha10M4PL10M2P加算Ha10M4PHa10M4P解像低R2x25M2PGB2x25M2PG10O125QHY984mm_SI8

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Sh2Base_S7_20190826たか_Ha10M4PL10M2P加算G10O125QHY984mm_SI8

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Sh2Base_S7_20190826たか_Ha10M4PL10M2P加算Ha10M4P解像低R2x25M2PGB2x25M2PG10O125QHY984mm_SI8

ひどい結果でした。