15.ケラレ対策 その後2

久々の記事です。

サボっていたのには訳があり、ケラレ対策後の写真をレタッチしたところ、新たに画面にざらつき=ノイズが多く、これまでより質が低下しており、その究明などで時間を使っていました。

 ・GS250RC/CT、5DsR、オフアキガイド8分ISO1600、ステライメージ8にて処理

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M51 トリミング、ベイヤー配列→ダーク処理→ホットクールピクセル除去→ベイヤーRGB変換

過去との違いは、

 1)カメラ電源を12V外部電池からに変更(付属電池では途中でなくなるため)

 2)カメラの設定値を変更(ピクチャースタイルのパラメタ、60Daに近づける)

かなと、2日にかけてテストし原因究明。

結果は、究明ならず困った!です。

 1)戻しても改善なし:これからを考えるとホットしました。

 2)改善なし:若干表現に差はありますが、ノイズが増えるわけではなさそう

 3)追加:このカメラで6分以上露出が初めてだったので、念のため4分6分、

   ISO800もテスト→違いなし(改善なし)

色々悩みました。

 ・ノイズは何か→SI8のノイズ低減処理すると少し見やすくなり、どうも色ノイズ

 ・どこで増えているか→RAWからベイヤー配列後のダーク処理でざらつきが増加

   ダークの取得条件が合っていないのか撮り直しても変化なし。

 ・うまくいっている時のカメラ設定を、再度チェック→高感度撮影時のノイズ

  低減「標準」、オートライティングオプティマイズ「標準」を「しない」に

  変更していたことが判明。確か60Daとの比較、説明書を読んで変更していた。

もうこれを変更してテストしてだめなら、5DsRの改造版はダメかもしれない(そういう情報も一部であるのも事実)と大変暗い状況!

5月11日に3回目のテスト出撃です。

戻って処理した結果、高感度撮影時のノイズ低減「しない→標準」が良好。

・GS250RC/CT、5DsR、オフアキガイド8分ISO1600、ステライメージ8にて処理

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M51 トリミング ベイヤー配列→ダーク処理→ホットクールピクセル処理→ベイヤーRGB変換

少し違いが分かりにくいかもしれませんが、色ノイズが減少しています。一安心!!

 

ようやく、5DsRでディープな天体も撮影できます。なお、オフアキのケラレ対策特注品も手に入り、プリズムの位置も更に画角から離すことができるようになりました。

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セレストロンオフアキの接眼側アダプター特注品(上部がオフアキ側)

これからは、梅雨時なので出撃がどうなるか、、、、。

私の中は、この1か月近く雨/曇りでしたが、やっと晴れました。